HAUSKA HAUS

街頭側に寝室は設計せず、窓の取付けが必要ない家族全員のクローゼット部屋に。
街頭側に寝室など寝室を作ってしまうと窓から入る光がまぶしく夜眠れないなどの問題に。
街頭は夜遅い時間に光りますのでカーテンをしたとしても少しの光は睡眠に影響があります。
その為、間取りを替えて窓の設置が必要ないクローゼットや収納部屋などにすると快適に暮らす事ができます。
お子さんが大きくなり洋服が増えてきても安心して収納が可能です。

提案1.伝統的な特徴に最新の技術をプラス。
古き良き日本を思い起こさせるような雰囲気はこの美浜町の土地をさらに良くしてくれます。
古民家の特徴である屋根や外観は活かしつつ、外からでも店内の様子が伺えるように窓を設置。柱や梁はそのまま利用している為、店内に入ると昔の雰囲気を感じる事ができます。
また、2階の居住スペースでは元々の和室を再利用。襖や畳を新しくし、最新の設備を導入し過ごしやすく。海側に大きな窓を設置しすぐ自然を目に入れる事ができるように。
古き良き古民家の特徴を残しつつ、新しく蘇った古民家カフェです。

提案2.古き良き街並みを継ぐ。
​​​​​​​昔ながらの漁師町である美浜町では、魚のアラを元に黒い外壁塗料を作り、家の劣化を防いでいたという伝統があり、その黒壁が街並みとなっていました。
そんな美浜町ならではの風景を残しながら、街づくりとブランディングの部分から一緒になって構想を考え、黒壁の古民家カフェを提案。
既存の細いアプローチを活かし、お店に着くまでのワクワク感が増幅するように、敷地の入り口から雰囲気作りを考え、敷地いっぱいを活用して、落着きのある空間としました。